世界で最も飲まれているワインブランドランキング TOP10【一番売れてるワイン】

      2017/05/21

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2016-2017 世界で一番飲まれているワインブランドはどこ?

今日ここにご紹介するのは、近年最も世界で飲まれているワインブランンドランキングです。

日本人のみなさんにとっては、初めて聞くような名前もあるかと思いますが、世界で好まれているワインがはたしてどんな味がするのか一度試してみるのも面白ろそうです。

10位 ベリンジャー アメリカ (年間約700万ケース)

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ベリンジャーは、1869年ドイツ系移民のベリンジャー兄弟によりカリフォルニアのナパ・バレーで創業されました。

その後アメリカは禁酒法が施行されるのですが、運良くキリスト教会の礼拝用ワインを納入する権利を得たことで廃業をのがれ、そのまま継続することができたアメリカで最も古いワイナリーです。

プレミアムワインを生産するまでのアメリカ屈指のブランドに成長したベリンジャー、「ワインスペクテーター」誌主催のワインオブザイヤ―に白ワイン、赤ワインの両方でトップの栄冠を獲得しています。

ナパバレーのワイナリー試飲見学ツアーは有名ですが、それを初めて開催したのがベリンジャーです。

日本では、サッポロが取り扱っていて1200円のメルローから18000円のカベルネ・ソーヴィヨンまであります。

 

9位 グレートウォール 中国 (年間約800万ケース)

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中国を代表するワインブランドです。

1979年から製造が開始されていて、まだ歴史は浅いのですが中国のワインブーム(中国は現在世界5位のワイン消費国)に上手くに乗っかりシェアを拡大させたワインブランドです。

名前のグレートウォールとは「万里の長城」の事です。

名前だけあって「万里の長城」のふもと、河北省沙城地区で栽培されたブドウを原料にしています。

味の方の評判はまだまだなようで、中国国内で販売されているものは、廉価なものになるほど味がどうのの前に衛生的に問題があることがあるようです。

グレードの高いものや、輸入されるものは品質チェックを受けているので問題はないようですので、今後は製造法などを向上させて世界のワイン通をうならせるような高品質の製品を発表してほしいと思います。

 

8位 ハーディーズ オーストラリア (年間約950万ケース)

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ハーディーズはイングランドのデボンからの移民だったトーマス・ハーディーが1853年南オーストラリアで創業したワイナリーカンパニーです。

160年以上5世代に渡り引き継がれている由緒あるワイナリーです。

トーマス・ハーディーは南オーストラリアにワインを広めたパイオニア―として現在でも称賛されています。

堅実な経営と業績で世界的信用を獲得し、特にイギリスではトップレベルのシェアを持ち強力なブランド力を持っています。
 

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7位 サターホーム アメリカ (年間約1000万ケース)

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サターホームは1890年創業のアメリカのワインブランドです。

1874年にスイス系ドイツ人の移民がカリフォルニアのナパヴァレーで小さなワイナリーを始めたことに端を発しています。

1890年にそのワイナリーにサターホームという名前がつきましたが、おりしも禁酒法が施行されたためその土地は一旦見捨てられてしまいました。

禁酒法が終わってしばらくした1948年にニューヨークからきたジョン・トリンチェロとマリオ・トリンチェロ兄弟がその土地を入手し再びワイン製造が開始されました。

サターホームというと有名なのがホワイトジンファンデル、1970年代に大ヒットしてサターホームの名を世界に知らしめたワインです。

このホワイトジンファンデル、じつは単なる偶然から生まれたようなのです。

1975年のヴィンテージワインを作っていたトリンチェロが発酵が上手くいってないワインの果汁を1000ガロン(約4000リットル)抜き取り、そのままほったらかしにして置きました。2週間たってそのワインを開けてみたら液体の色が綺麗なピンク色に変化していて、味も甘味があって美味しいものとなっていました。その時にすぐに彼は直感したそうです「これは売れるぞ!」と。

1987年には、そのサターホーム・ホワイトジンファンデルアメリカベストセリングプレミアムワイン賞を獲得しました。

サターホームはその後も順調に成長し、現在アメリカで5番目の規模をもつワイナリーになっています。

 

6位 イエローテイル オーストラリア (年間約1100万ケース)

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イエローテイルは、オーストラリアのブランドです。2001年にニューサウスウェールズ州にあるカセラ・ワインズが発表したブランドです。

ラベルには、可愛いワラビーが描かれておりそのワラビーの黄色い足にちなんで「イエローテイル」と命名されました。

多くの人がラベルのキャラをカンガルーと間違えていますが、カンガルーではなくワラビーです。

当初からマーケティングがハッキリとしていて、それが功を奏しアメリカで最も飲まれている海外ブランドワインの座を射止めました。

「値段を気にせずジュース感覚でがぶ飲みできる、庶民派むけワイン」という感じで、いままでワインにあまり親しんで来なかったいわばワイン初心者を市場に引き込み、新たなユーザーを開拓することに成功。

酸味と渋みを抑え、果実味豊かな味を重視し、ボージョレ・ヌーボーのようにボトルを短期で飲みきるタイプのワインに仕上げました。

イエローテイルを代表するのがイエローテイル・シラーズで、ネット上では、「この値段でこの味!」と良い評判を頻繁に見かけます。

創業からわずか数年で世界的ビッグブランドになってしまった点もこのブランドが注目を受けている要因の一つです。

 

5位 ロバートモンダビ アメリカ (年間約1200万ケース)

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ロバートモンダビはアメリカのワインブランドの名称であり、創始者の名前でもあります。

アメリカにワイン文化を広めた貢献がたたえられ、数えきれないメジャーな賞を受賞し世界のワイン業界のリーダーとまで評されました。

1913年ミネソタ州バージニアでイタリア系の家庭に生まれたロバート・モンダビ。ワイナリーをスタートする父についてカリフォルニアに移住。

大学卒業後には、本格的にワイン製造に従事し始めます。

当時アメリカで生産されていたワインは、ジャグワインと呼ばれる低品質なものしか有りませんでした。

その中でヨーロッパワインに匹敵する高いレベルのワインを作ることがモンダビの目標ゴールとなりました。

カリフォルニアでいち早く低温発酵を取り入れるなど、最新技術を取り入れ製品レベルを向上させただけではなく、多くの人々に飲んでもらうためにはマーケティングこそが大切であることを早くから認識していました。

また、単に高品質のワインを作るだけでなく、料理、音楽、芸術と一緒にそのワインを楽しむ文化をアメリカに紹介したのもモンダビの貢献によるものです。

「ワインをアメリカ文化の中に浸透させようという私の情熱は、私の両親が中央イタリアから持ち込んだ価値感、伝統、そして日常の楽しみを、この若い国アメリカの地に深く根付かせたいという強い思いによるものであるーそしてそれは、おいしい食事とおいしいワイン、加えて家族愛なのだ」

と彼は語っています。
 

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4位 張裕(チャンユー) 中国 (年間約1500万ケース)

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意外や意外、現在中国は世界第5位のワイン消費国に上昇していたのをご存知でしたか?

中国のワインの歴史も実は古く、遡ること前漢時代の紀元前128年に外交家である張騫(チョウ ケン)が武帝の命令で西域に使節として派遣されたときに、葡萄とワインの醸造技術を持ち帰ったのが始まりと言われています。

現在中国最大のワインメーカーである張裕ワインは、1892年張弼子(チョウ ピシ)が張裕葡萄醸造公司を設立したところから始まっている由緒あるワイナリーです。

1892年と言うととても古く感じますが日本の最古のワイナリーのマルキ葡萄酒1891年(明治24年)の創業ですから、ほぼ同じ時期に開始されている点が興味深いです。

張弼子は東南アジアで財をなした架橋で、当時交流のあったフランスの領事から煙台(張弼子がいた中国の地域)がワイン製造に大変適していると聞きリサーチを開始しました。

120種類以上の葡萄の苗をフランスから取り寄せ、煙台の土壌に適合した品種を選び栽培を盛んにおこないました。

その後地道にワイン作りを続け、1915年にはパナマ万国博覧会で赤ワイン、白ワインなど合わせて四つの金賞を獲得しています。

 

世界で最も飲まれているワイン
3位
 ガロ アメリカ 
(年間約1500万ケース)

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アメリカのワインブランド「ガロ」はE&Jガロ社の一ブランドで、E&Jガロ社現在世界最大のワインメーカーに発展を遂げています。

禁酒法が廃止された1933年に、イタリア系のアーネスト・ガロジュリオ・ガロの2人の兄弟によりセントラル・ヴァレーでワイン作りが開始されました。

当初はジャグワイン(廉価な大衆向けワイン)の生産がほとんどでしたが、まだワインとワイン文化が無かった当時のアメリカの食卓にワインの存在を知らしめた功績が高く評価されています。

ガロを代表するワインは、モスカートワインで現在アメリカのモスカートワイン市場シェアの約半分をガロが占めています。

米国国内と輸出量がほぼ同量で、ガロワインは現在世界中のスーパーマーケットで見ることができます。

 

世界で最も飲まれているワイン
2位
 コンチャ・イ・トロ チリ 
(年間約1520万ケース)

コンチャ・イ・トロは、チリ最大のワインメーカー。日本のスーパーでもお馴染で、日本に出回っているチリワインはほとんどこのワインじゃないのってなくらいよく見かけます。

コンチャ・イ・トロのルーツを遡るとスペインの名門貴族コンチャ家のドン・メルチョー氏が1883年にブドウの苗をフランスのボルドーからチリに持ち込んだところにいき着きます。

50年かけてワイン製造に磨きをかけ自信を着け、1933年にはサンティアゴ株式市場に上場、同年には初のヨーロッパ輸出を実現しています。

1980年代には、醸造システムに最新技術を採用し、ワイナリーの近代化を成功させました。

ヴィンテージワインの1987年「ドン・メルチョー」は、クイーンエリザベス2世号のワインリストに掲載されるなど世界で高い評価を受けています。

取り扱い品目は非常に豊富で値段に幅があり、日本では1000円前後のものから「ドン・メルチョー」は1万円前後で販売されています。
 

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世界で最も飲まれているワイン
1位 ベアフット アメリカ (年間約2250万ケース)

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ベアフットはアメリカのワインブランド「ガロ」と同じE&Jガロ社の一ブランドです。

ベアフットとはロゴマークの絵のとおり「裸足」と言う意味です。

元々は1986年創業のベアフットと言う名のワイナリーを2005年にE&Jガロ社が買収した形となります。

品質はもちろんですが徹底したマーケティング戦略で市場に臨み、それが功を奏し記録的なスピードで一躍世界のトップブランドにのし上がりました。

廉価なテーブルワインが商品のほとんどを占め、キャンプやビーチなどで「いつでもどこでも誰でもジュース感覚で気軽に飲めるオシャレな発砲ワイン」を一般大衆に広めることに成功。

まず初めに若い女性を中心に人気が広がり、それから老若男女に関わらずファンが拡大しました。

例えば下の写真のように手のひらに収まるサイズ(187ml)のものを安価(1.5ドル)で提供したり、

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消費者が望んでいるものをリサーチして提供するといういわば「日本式マーケティング」を徹底したのが成功の要因のようです。

LGBT系のイベントに活発に協賛していて、パレードなどでは良くベアフットのブースを見かけます。

 

さいごに

一昔前まではワインと言えば、フランス、イタリアでした。

もちろん、今でもこの二つの国は世界のトップレベルのワイン消費国であり高品質ワインの生産国であることには変わりありません。

ところが、個々のブランド別にみた場合、ここ10年世界で最も消費されているワインブランドにフランス、イタリアの名は見られません。

そこに名が挙がるのは、アメリカ、中国、オーストラリア、チリといった国のブランドです。

これらの国々には、ブドウ栽培に適した気候と土壌があり、何よりも想像を絶する広大な土地を確保でき、大量生産できる条件がそろっています。

ヨーロッパのワインと比較すると廉価で流通しているものが多く、コストパフォーマンスに優れている商品が増えてきました。

以前でしたらワインは安かろう悪かろうと言うイメージがありましたが、ワインメーカーも各社ここ20年程の間に生産ラインを見直し、品質を向上させることに取り組んだ結果、世界で通用するレベルの高いワインの生産に成功してきています。

引用 : https://www.thedrinksbusiness.com/

 

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