〈寝つきが悪い〉そんな方に一度試してみてほしい自然睡眠導入法 うぇるかむスヤスヤ…

      2017/07/25

 寝つきが悪い方は試してみる価値のあるスムーズ睡眠導入法

突然ですが皆さん、普段よく眠れていますか?

とても忙しい現代社会において良質の睡眠を得るのが難しいと感じている人は多いのではないでしょうか。

ぶっちゃけ職場、学校、家庭と私たちの日常はストレスだらけ。

また、パソコン、インターネットの発達により頭の中は常に大忙し。

交換神経がこれでもかと刺激されまくり、人類史上かつてない眠れない時代を私たちは生きています。

良質の睡眠以前に、すぐに寝付けない、横になっても頭が興奮状態でなかなか睡眠導入できない。

そんな患者さんの声を私もどれだけ聞いてきたでしょうか。

今日はそんな、不眠に悩んでいる方、睡眠薬が手放せない方のために、長年の(患者さんを施術してきた)経験の中から導き出した「スムーズに寝る知恵」を皆さんにお伝えしたいと思い記事を書かせていただくことにしました。
 

簡単自然睡眠導入方法

まずは、とにかく方法からお伝えします。

理屈は後ほどたっぷりと説明させていただきます。

やり方は、あっけないほど簡単です。

布団に入った時に、背中と寝床の間に2球(2点)ツボ押し器を挟み、そのまま刺激を与えたまま待つ。

これだけです。

つまりどいうことかと言いますと。

例えばこのような器具を手に入れまして。
(自分で作っても良い)

仰向けに寝て、背中の下(凝っていると感じる所、気持ち良いと感じる場所)にこの器具をいれてそのまま待つだけです。

置く場所は、好みの場所でよい

 

置く場所は、好みの場所で構いませんが、なるべく凝っているところを探してそこに置きます。

お尻に近い腰から肩に近い背中までの間のどこかに置きます。

当てているところが緩んできたなと思ったらツボ押し器を移動させてもかまいません。

100%絶対ではありませんが高い確率でうとうとしてきて、いつの間にか寝に入ってしまいます。
睡眠に入った後、必ず一度目が覚めます。

その時に、このツボ押し器を外します。

 

このシンプルなやり方(睡眠導入)を進める3つの理由

多くの患者さんを見てきた体験から

今までに施術(指圧)の仕事を長年してきた私なのですが、患者さん達にいつも感心させられることがありました。

それは、患者さんの多くは治療院に治療に来ているというよりは「寝」に来ているということです。

患者さんの90%の方は、施術を始めた途端「寝」に入ります。

「普段、家ではとにかく熟睡というものをしたことがありません」

「ここに(治療院に)来るとなぜか気分が落ち着き、短時間だけどよく眠れます」

ほんと皆さん見事に、気持ちよさそうに寝に入ります。

人によっては「グースカ」いびきをかいて。

どうしてほとんどの方が、施術を受けだした途端「ストーン」と寝に入ることができるのでしょうか。

「施術院の静かで落ち着いた雰囲気がそうさせる」

「忙しい日常とは隔離された空間のなかで緊張が一時的に緩むから」

このような答えは間違ってはいませんが、本当の正しい答えではありません。

こたえは、

指圧を受けているから

なのです。

指圧により、からだの深部の組織が刺激されると、副交感神経が優位になり、体が寝るにふさわしい状態になるからです。

それが証拠に、ほかの施術、例えば按摩やオイルマッサージなどではこの現象は顕著には表れません

指圧による施術が圧倒的に寝に入ってしまうケースが多いのです。

また、部位的に言うと体幹部(首、頭、四肢以外の部分)特に背中の脊柱(背骨)に近いところを押されると人は寝てしまうということを実体験から分かりました。

 

生理学的に理にかなっている

長年指圧師として様々な患者さんに接してきた私なのですが、国家資格(鍼灸指圧マッサージ)を取得するにあたっては、いやというほど解剖学と生理学だけは学びました。

その中で、ある有名大学の生理学の教授が講義してくださった中に、自分にとっては衝撃的だったお話がありました。

それは、「人は体の深部組織に一定の刺激を加え続けると副交感神経優位になる」と言うものです。

これは人間に備わっている「反射」の一つなのであります。

普通人は起きていて活動しているときには、交感神経が優位になりアドレナリンの分泌が増え、活動に適した体の状態になります。逆に睡眠中などは副交感神経が優位になり、心拍数が下がったり、血管が拡張し血圧が下がったりその他さまざまな点で「寝る」為にふさわしい状態になります。

体の深部組織に一定の刺激を与え続けると副交感神経が優位になり、体が落ち着いてくるとともに、気持ちも落ち着いてきます。

これは、ふつう誰でも備わっている反射の一つです。
 

凝っている場所がほぐれて一石二鳥

人間として生きることは「疲れる」事です。

人は疲れると体のどこかが「凝り」ます。

実は多くの方が気が付いていないことなのですが、ほとんどの人は背中のどこかに「凝り」を持っています。

その場所は人によって違うのですが、たいがいは、一人ひとり凝る場所にパターンを持っています。

肩甲骨の間がいつも凝ってしまう人、胃の裏がいつも凝ってしまう人、腰椎の周りがいつも凝ってしまう人。

この「凝り」を放っておくと、凝りが体にいたずらをしてくるようになります。

胃の裏が凝っている人は、消化器系が不調になったり、胸椎の上部のほうが凝っていると、心臓や肺の調子が悪くなったり。

そして、背中の凝り全体に共通するマイナスの作用は、交感神経優位にしてしまうというものです。

睡眠障害を抱えている人の多くが、実は背中のどこかに慢性の凝りを抱えているのを私は実体験から知っています。

しかし、当人たちにとってそれはあまりにも当たり前になりすぎていて、自分で背中の異常状態に気づくことはありません。

治療院で患者さんの多くが寝てしまうのも、指圧でその凝りがほぐれ、一気に交感神経の活動が収まり、副交感神経優位に逆転するからです。

 

私も睡眠時にこれが欠かせなくなりました

私自身もこの方法を用いて快眠を獲得したのですが、はじめは「寝る」為の目的で使い始めた訳ではありません。

仕事柄、背中が凝ることが多く、一度凝りだすとその辛い状態が長く続くため、自分一人でできる何か良い治療法はないかと様々な治療器を試していました。

その時に見つけたのがこの2球ツボ押し器です。

実際にこれを背中の凝っている場所にあててみたところ、最初はとにかく「やたら痛い」のです。

ところが、少し我慢しているとその「痛い」が「痛気持ちいい」に変わります。

さらにその「痛気持ちいい」にふけっていると、いつの間にか「寝ている」という事が起こります。

このいつの間にか寝てしまうという現象が5回や10回程度でしたら、ここで「2球ツボ押し器で眠れますよ」などど人には進めません。

私は今までにこのやり方で500回は「いつの間にか寝ている」現象を体験しています。

ですので、このやり方を睡眠導入障害で悩んでいられる方多くに勧めてみる価値はあるのではないだろうかと思うようになりました。

それに何より、いままで凝りに苦しんでいた場所が実際にほぐれるのです。

まさに一石二鳥なのです。

 

最後に

施術をしてきた長年の経験の中から「背中の凝りは万病の元」という概念が私の中にできあがりました。

そして、その凝りは人間として生きている以上ほぼすべての人が抱えているのですが、多くの方が「自分の凝り」に気づいていません。

性格や、体形により凝っている背中の場所は人それぞれなのですが、睡眠障害もそこから来ていることも少なくありません

ご紹介した方法は、簡単な方法ですしお金もさほどかからないので一度試してみるだけの価値はあると思います。

もし、市販のツボ押し器が合わなかった場合は自分に合うものを自作することもできます。

ホームセンターで木の断片や家具の足につけるゴムなどを組み合わせて作ることもできます。

そのほか工夫次第で様々な背中押し器具を自作できたりします。

この方法、ぜひ一度おためしください。

 

 - ヘルスケアー