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医療大麻

癌(がん)の化学療法と医療大麻の組み合わせが注目される3つの理由【海外医療トレンド】

皆さまはお気づきでしょうか、世界で勢いづいている大麻(マリファナ)合法化の波。

日本の近隣では韓国、ハワイ、グアム、サイパン、タイなどが医療大麻はすでに合法化されています。

マリファナが様々な健康の問題を解決してくれるという認知が世界で拡大してきているなか、話題に上がるのは癌治療への適応です。

癌治療に関しては従来の化学的治療方と、医療大麻を組み合わせることにより目覚ましい成果が見られたという報告があります。

癌治療に医療大麻を導入するときに無視できない3つの側面(要素)と言うのがあります。

これは言い換えますと、「人々が癌治療と大麻を併用する3つの理由となりそれは次のものです。

  1. 化学治療による様々な副作用を抑える効果
  2. 化学治療(特に薬品)と大麻の相互作用(シナジー)が有効に働く効果
  3. 癌疾患が体に与える疼痛を抑制する効果(オピオイドの代わりになる)

1.化学治療による様々な副作用を抑える

当初、癌治療に医療大麻が併用されていた最も多かった理由がこれです。

抗がん剤など化学薬品等の摂取により引き起こされる副作用の辛い症状を緩和する(あるいは完全消滅する)といわれます。

その例をいくつか挙げてみます。

吐き気,嘔吐症状を抑える

がん患者の多くは、化学療法の副作用として吐き気と嘔吐を経験しますが医療大麻によりそれを高確率で抑制することが出来ます。

この症状を治療するためには、利用可能な他の薬もあります。 例えばドロナビノールは、この適応症について米国食品医薬品局(FDA)によって承認された合成カンナビノイドです。

しかし、ドロナビノールは普通、口腔から摂取(飲料する)しますがその際効果が表れるまでに1時間ほど必要です、しかし、大麻を燃焼させて吸引する方法や、ヴェポライザーを使って吸引した場合は数分から数秒で効果が表れます。

 

食欲を回復させる

食欲不振または悪液質を改善します。化学治療で摂取した薬の副作用で起こる胃の不調、食欲不振が改善されることが多く、また悪液質の改善も多く見られます。悪液質とは何らかの疾患の進行により起こる栄養失調で衰弱した状態の事です。白血病や悪性腫瘍でよく見られます。

大麻により食欲が回復するのは前述した吐き気が消えるので食べれるようになるというのも一つの理由ですが、それ以前に実際に食欲が促進される(時に旺盛になる)のです。

 

不安感を抑制する

抗がん剤をはじめ、癌治療に使われる化学薬品の摂取により、ウツ(鬱)や不安感などの心理的症状がでることは珍しくありません

ウツや不安感の原因は薬剤の副作用からだけではなく、治療に伴うストレス、精神的負担も大きく関係しています。

医療大麻の摂取は、そのような不安な気持ちを落ち着かせて、楽な心理状態にします

 

睡眠障害の改善

化学治療を受けている最中は、以前(健康時)のような生活リズムを保つのは難しくなります。

それは様々な薬の副作用の影響で体力が落ち、倦怠感、疲労感、そして睡眠の質が著しく低下するからです。

医療大麻はそれら疲労倦怠感からの回復、そして特に睡眠の質を上げるということに関して有効に働くという報告が後を絶ちません。

 

ニューロパシー(神経障害)

癌で引き起こされる神経障害は2種類あり、一つは癌そのものにより合併して起こす障害ともう一つは薬の副作用で引き起こされる神経障害です。

その症状は手先や足先がしびれるというものが多く、感覚が鈍る(軽い麻痺状態)ために少し細かい作業などに支障をきたすようになります(例えばボタンが掛けれない)。医療大麻の使用でこれら神経障害が緩和されたと言う報告があります。

 

 

2.化学治療(特に薬品)と大麻の相互効果(シナジー)が有効に働く

医療大麻と化学治療の相互作用により、予想外の有益な効果が見られたという報告は後を絶ちません。

例えばロンドン大学の研究によると、白血病の治療に使用する化学治療薬と医療大麻を併用することにより、薬が癌細胞に的確に届くようになった、また少量の薬で効くようになり病気が緩解あるいは完治したと言うレポートがあります。

化学薬物と医療大麻の相互効果をより理解するために、次の記事がお役に立ちます。

医療大麻の重要な側面「シナジー」とは?この概念を理解せずにマリファナ処方はできません

大麻の持つヒーリング効果が見直され「解禁」の波が押し寄せている世界状況の中、日本人を含め圧倒的多数の人が未だ「大麻というものが何なのかがよくわからない」いやっ「未だ一度も摂取するチャンスに恵またことが ...

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3.癌疾患による痛みを抑制する効果

マリファナは、癌による痛みを抱える人に使用する場合、オピオイド(利用可能な最も強力な鎮痛剤)と同様に機能します。 さらに、痛みを和らげる抗炎症効果も見込まれます。

癌の痛みのコントロールにオピオイドとマリファナの併用は、すでに多くの治療現場で見られます。

オピオイドが効かなかった痛み緩和にマリファナが効いたという報告も見られますし、またあえて痛みの緩和に良く効くモルヒネ(オピオイド)を止め、マリファナに切り替える人もいます。

その理由などを知りたい方は次の記事(オリビア・ニュートン・ジョンの癌との闘いストーリー)を参考にしてください。

「癌の痛みの制御にモルヒネから医療大麻にかえた理由」オリビア・ニュートン・ジョン

人には、過去にどんなに栄華を極めた時代があったとして、もどんなに億万長者になっても、老いと病はだれにも平等に訪れます。 3度のグラミー賞に輝いたスパースター オリビア・ニュートン・ジョン。 現在彼女は ...

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大麻自体が直接癌細胞を殺すのではないのですか?

残念ながら、大麻成分が癌細胞の消滅に直接寄与しているという確かな証拠はまだありません。

世間では医療大麻は「癌細胞を殺す」と真しやかに話されている情報を無数に目にします。

しかしそのほとんどはフェイク情報です。

フェイスブック、ツイッターなどのSNSで情報が広がる途中で、尾ひれ羽ひれが付き「神格化」されてしまったもので「大麻があらゆる種類の癌を治す」と言うのは無責任な情報です。

大麻は薬草として絶対的万能であるという「大麻崇拝」は危険をはらんでいます。

代替医療の使用が従来の治療を遅らせ、結果としてがん特有の転帰を悪化させる可能性もでてきます。

大麻が直接癌細胞自体を殺さなかったとしても、そのほかの適応症と利用メリットは無数にありますので、その部分で恩恵を受ければよいと思います。

 

まとめ

これまでに上げてきました医療大麻が癌治療にもたらす深くて幅広いポテンシャル。

しかし、長年マリファナは不当な違法薬物という立場を強いられてきたために、医療目的の研究が大幅に遅れてきました。

今後、マリファナ(大麻と医療大麻)の寛容な受け入れが世界で進めば進むほど、医療大麻の研究も深まっていき、より効果的な製品、効果的な使用法などが開発進化していく事は間違いありません

しかし、化学薬物の副作用の出方に人によって大きな差があるように、医療マリファナの効果も人によって違いが出てきます。

ある人には合う、ある人には合わないという様な不確実な部分もあります。

今後研究とデータの蓄積が進み、成分の配合のバランス、摂取の仕方などその患者に適合する処方をAIが的確に見つけ出すという時代がやってくるかもしれません。

マリファナを医療として使用した時に生じるそれ自体の副作用は非常に限定的です。

実際、ほとんどの人に副作用は見られません。

世界で進んでいる医療大麻使用の波は、前進こそあっても、今後後退はありえない所まで来ています。

 

引用出典

https://docmj.com/2017/06/05/difference-medical-recreational-marijuana/https://www.lungcancer.org/find_information/publications/328-medical_marijuana_and_cancerhttps://www.medicalnewstoday.com/articles/324745.php

http://aozoraherb.com/




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